モモちゃんをミミチンと呼んでしまう。
ミミチンが死ぬ時、抱っこすればよかったな、と後悔。
ていうか、ミミチンを抱っこしたい。
後悔をつらつら書いたけど、消した。
火葬。
火葬車が来て、焼いてもらう。
亡骸でもミミチンに触れたので実感がなかったけど、
ああ、ミミチンのふわふわの毛にもう触れないんだと思うと、
涙が出て来た。
1時間ほどで焼けて、骨を壺に入れた。綺麗な骨だった。
ミミチンと過ごした22年はいろんなことがあった。
ミミチンの片目が無くなったことは最大の出来事で、
両目があった時の方が短い。
遺影を探していて、両目がある写真にするか、片目の写真にするか悩んだ。
両方にする。
片目のミミチンを描いた絵も飾る。
チャー太とモモちゃんがいるおかげで、ひどい落ち込みは無い。
ミミチンが死んだ。
朝5時30分。痙攣は起こしたけど、そう苦しまず、ハーと息を吐いて、
スーと死んだ。
ダンボールにタオルを敷き、ミミチンを横たえて、私はまた布団に入った。
時々起きて、ミミチンを撫でる。
22年と2ヶ月と15日、ミミチンは生きました。
ふかふかベッドにバスタオルをかぶせて蓋をしている。
手を入れるとホカホカしている。
耳を触ると暖かくなっている。
体温は戻ってきたよう。
けど、短い痙攣を2度した。
おしっこは出ない。
ミミチンからアンモニアの匂いがするようになった。
無尿状態で点滴していいのか悩んで、点滴した方が楽に逝けるという話もあって、
吸収しなければ溺れてるような状態になるという話もあって、
悩んで夕方70ml点滴した。
少し楽そうに見える。よかった。
病院行ってきた。
体温が35度しかなかった。
静脈点滴入院はしなかった。
静かに暖かくして最後を過ごすことにする。
ミミチンは寝てるのか死んでるのかわからないくらいお腹の上下も微か。
夕飯の買い物から帰ってきたら、おしっこが出てた。
うんち出ない。
昨夜、ペリアクチンが残ってたので飲ませたら、ご飯を食べた。
今日はチュールにあまり反応しない。
今日は寝ている。
起きてきてから、ご飯を用意したら、一口も食べない。
ミミチンのそのご飯をチャー太がムシャムシャ食べて、それを見てたら泣いてしまう。
チャー太はドライもムシャムシャ食べた。
夜食べてるのは誰なのか、今日は起きてようと思う。
今日は点滴しない日だけど、目がくぼんでるように見える。
点滴ちょびっと入れようか。
ペリアクチンを病院行ってもらってきた。
けど、チュールに反応せず飲めなかった。
点滴を100ml。
点滴したら様子がおかしい。
歩き方がよろよろで、ベッドに放り込んだら、すぐ出てきた。
今はカーペットの上で寝てる。
お口をくちゃくちゃさせるので、口の中を見ようとしたけど無理だった。