2018年7月30日月曜日

その後

しばらく母さん猫は姿を消していた。
子猫たちだけ、夕方になると姿を見せていた。
といっても、私の姿を見るとピャーと逃げるけど。
子猫たちはだいぶ大きくなり、もう獲物を捕らえられるのだろうか。
セミとか、トカゲとか。

さっき、外に出たら、母さん猫が遠くの塀を歩いてるのを見つけた。
大きく手を降ったら、近寄って来たのでご飯をあげた。
前よりちょっと太ってるような。
そして耳が切られてる。
びっくりした。避妊手術を受けたのか。
どうやって捕まえたんだろう。
ご飯は食べても触れるほどではない。
そしてニャーと声がした。
近くに子猫(茶とら)が寄ってきていた。
私がいるのに近寄るなんて。
すると母さん猫は逃げた。
子猫が近寄ると逃げたのだ。
子猫は悲しそうな顔をして、ニャーと啼いている。
子離れの時期なんだろうか。
親子4人で仲良く暮らすことはダメなんだろうか。
切なくなった。
母さん猫の尻尾がブワッと膨らんでいた。
子猫たちに母さん猫が残していったカリカリをあげたら、
しばらくして食べた。